非鉄金属
用語集
銅とは JISで用いられている
質別記号 伸銅品(JIS製品)種類名称
および化学成分表 アルミニウムとは アルミニウム及び
アルミニウム合金の種類と性質 アルマイトって? 元素記号
価格相場情報ボード オンラインカタログ
非鉄材料カタログ 相場情報 用語集

アルミニウムとは

アルミニウム及びアルミニウム合金の種類と性質

アルミニウムの種類は、主として添加する合金元素の種類、組み合わせにより、大別して7種類に分類される。
用途によってその特徴を勘案して、品種を選択することが肝要である。

合金系 主な添加元素と性質 代表的合金 主な用途
1000系
(純アルミニウム系)
純度99.0%以上のアルミニウムをいい、耐食性、熱や電気伝導性、溶接性、加工性がよい。 1050
1100
1200
壁用役物
カーテンウォールパネル
各種タンク
家庭用品
2000系
(Al-Cu系)
Cuを添加した熱処理合金系で、軟鋼に匹敵する強度を有するが、耐食性は、中程度である。この系内にジュラルミン(2017,2042)がある 2017
2117
2024
ピストン
プロペラ
強度材
自転車部品
3000系
(Al-Mn系)
Mnを添加した非熱処理合金系で、強度は中程度であるが耐食性はよい。成形品、溶接性もよい。 3003
3004
3005
3105
屋根材
壁材
板建材
家庭用品
アルミ缶胴
4000系
(Al-Si系)
Siを添加した非熱処理合金系で、溶融点が低い。ブレージング皮材、溶加材として使用される。アルマイト処理をすると灰黒色に発色する。 4042
4043
4343
カーテンウォールパネル
溶加材
ブレージング皮材
5000系
(Al-Mg系)
Mgを添加した非熱処理合金系で、強度があり、板金加工性、溶接性がよく、とくに海水に対する耐食性がよい。 5005
5052
5056
5083
屋根材
板建材
乗用車
鉄道車両 バス
トラック
海上コンテナ
光学部品
船舶
各種タンク
缶ぶた
ブラインド
6000系
(Al-Mg-Si系)
Mg,Siを添加した熱処理合金系で、高い強度を有し、しかも押出性のよい合金である。アルミサッシは6063である。 6061
6063
アルミサッシ
形建材
建築構造材
乗用車
車両構造材
7000系
(Al-Zn-Mg系)
Zn,Mgを添加した熱処理合金系で、最高の強度をもつ合金がある。中でもわが国で開発された三元合金がある。中でもわが国で開発された三元合金(7N01,7003)は溶接性に優れ、溶接部の強度が高い。 7N01
7003
7005
7075
車両構造材
建築構造材
航空機
バット
メタルスキー

建材用アルミニウム板に用いる質別記号

建材に使われているアルミニウム板に用いる質別記号は表の通りである。

同じ合金でH14とH24では引張強さはほぼ同じであるが、H24は耐力がやや低く、伸びが大きく、成形性は一般的にH24が優れている。H3nは3000系、5000系合金に適用される。これらの合金はH1nの状態で長時間放置すると耐力がわずかに低下し、伸びが増加する。このような経時変化を防止するために、冷間加工後130~170℃で加熱を行う処理をすることがあり、これを安定化処理という。この処理を施した材料の質別をH3nで表わす。

記号 定 義 説 明
焼なましにより量も柔らかい状態となったもの 焼なましにより完全に再結晶した状態を示す。熱処理合金の場合は、焼なまし温度より穏やかな冷却を行い、焼き入れの効果を完全に防止することが必要である。
H1n 冷間加工を行い加工硬化したもの nは1~9の数字で示され、加工硬度の程度を示す。
すなわち8は冷間加工率75%で硬質材、4は0と硬質材の中間(1/2硬質)の引張強さであることを示す。
2,6はそれぞれ0と1/2硬質と硬質の中間の引張強さであることを示す。
なお、9は冷間加工率75%以上で超硬質材である。
H2n 加工硬化させたものに適度に軟化処理したもの
H3n 冷間加工を行いさらに安定化処理したもの